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春の大潮を狙え!!

秋の小アオリのシーズを終え、春の産卵期に入るミドルクラス〜お目当てのビックサイズが狙える待ちに待った季節がやって来る。
寒い冬眠の季節を終え、ポカポカ陽気につられて、眠っていたソンビ達がゾロゾロと”ボートエギングで狙うアオリイカ”に集結する季節でもある。
この季節は狂人なアングラアー達が、数多くの伝説やエピソードをつくり、今年もたま海上に歓声がこだますることは間違いないであろう。
潮の干満差が大きい春の大潮。大潮だからと言ってアオリイカにベストの潮とは言い切れない。
しかし、潮に大きな干満差があると言う事は、それだけ潮の変化が起きると言う事であり、チャンスも何度となく訪れると考えてもイイのであろう。

『潮の干満差の分だけ潮は動いている!?』 いやいやこれは不正解である。例えば『潮時表で12時が干潮のはずなのに、あと1時間ある11時の時点で、すでに潮はべったり、全然動いていない、、。』こんな経験は誰でもあるはず。
”潮の満ち干きのアップダウン”の動きと、”潮の満ち引きの中でおこる潮が動く時間”は別次元であり、この”動く潮”こそチャンスタイムであり、
ダラダラと狙い続ける釣りではなく、時間やエリアにプレスをかける釣りを心がけたい。

春の大潮は早いサイクルで潮が動いて、止まって、また動いて、そして止まってを繰り返し、潮止まりへと向かっています。
言い換えれば、チャンスの回数は多く訪れるけれど、その1回1回のチャンスタイムは短時間であっという間に終わってしまいます。

大潮、中潮、小潮、長潮、若潮など、干潮〜満潮までどれも同じ6時間〜7時間の潮ですが、干満の差に大きなひらきがあります。
大潮の様に大きな干満の差がある潮は、6〜7時間の中に潮が動く回数は平均3〜4回と他の潮に比べ多い代わりに、1回のチャンスタイムは
平均30分とアッと言う間に終わってしまいます。6時間の中で獲れる時間は平均2時間しかない計算になり、探る釣りには向いていません。
即効性のある狙い方やリアクションバイトを狙う釣り方で早い勝負が必要となります。

逆に小潮、長潮、若潮の様に少ない差の潮は、6〜7時間の中に潮が動く回数は平均1〜2回と少ない代わりに、1回のチャンスタイムは
平均約1時と長く取れ、探る釣りやローテーションで、エギに気づいたアオリイカを1杯づつ引っぱりだし、じっくり狙う事の出来る潮と言ってもいいでしょう。
<バタバタっと一瞬で数杯仕留める潮!>と<ポツポツと時間をかけて仕留めていく潮!>潮によってこの大きな違いがあります。

大潮の様な早いサイクルで動きのある潮で仕留めるには、アオリイカが居る場所ですでに勝負が始まっていなければ、その先探る時間はナイ!と言う事です。
大きな賭けをせず、定番の場所でしっかり狙う!これがベストなのかもしれません。


さて、潮の大きな干満差があるこの時期によく起る”ポイントが移動する”現象をここで1つ取り上げてみたいと思います。

春に近づき、春一番が吹き出します。このシケでアオリイカの第一便、そして第二便が続々と葉山森戸海岸沖の名島廻りに着き始めます。
昔の様に釣りものに対しての季節感がハッキリとしていない近年。アオリイカの産卵も、年に最低で3回季節を変え行われているように感じます。
入りたてのアオリイカ、そして棚廻りの比較的環境や水温が安定したエリアで越冬し、大きくなったつがいのアオリイカ。
その他秋の小アオリサイズも多く見受けられます。
さあ、ここで狙いたいのが棚廻りのロープの『Vゾーン』に着くアオリイカです。
もともとこういったエリアは、小魚にとって環境がよく、棚が潮に程よいシェイドをもたらせ、色々な魚種が居着く場所でもあります。
もちろんそれを狙うアオリイカにとっては格好の補食エリアである事はまちがいありません。またこの場所に産卵するアオリイカも数多く目撃されています。
干満差が大きければ大きい程、この『Vゾーン』は場所をシフトしていきます。
潮が満潮に向かう程、ブイから『Vゾーン』は大きく離れ、反対に潮が干潮に向かう程、ブイに『Vゾーン』は近づきます。
この干潮に近い『Vゾーン』のピンポイントエリアこそ、大型がでるポイントあり、毎年数多くのドラマが生まれるホットコーナーである事は
ほぼまちがいない!
潮の干満に合わせたこまめなポイント移動や、潮を読んだ『Vゾーン』への正確なキャスティングが勝負のカギとなるでしょ。
その他この時期に干潮でガッさがさに浅くなった場所も、大型が出るポイントです。水深3〜6m。ここで2kgクラスを引きづり上げるのだから
どれだけ走られ、どれだけの引きを体感出来たかは、獲った者しかわからないすばらしい勲章となるでしょう。
春の大潮の干潮ひき一杯、、、侮ってはイケない!!そしてバトルが始まる第一歩はここから攻めていきたい!!
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